どうしてもe-sports大会に出たかったのでおうちを大会仕様にした

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HitBoxとは

HitBoxは、2011年、北米HitBoxArcadeから発売された、レバーレスコントローラー
最大の特徴は、なんといっても、左手側に配置された移動ボタン
通常のゲームパッドやアーケードスティック(アケコン)と違い、このコントローラーでは移動もボタン操作で行います

 

ボタンの初期配置(斜め入力は対応するボタンの同時押しで行う)

スティック操作では入力のために傾けるという動作が必要であり、操作から入力までにわずかながら時間差(ラグ)が生じてしまいます。
コンマ数秒を争う対戦格闘ゲームでは、時にこの差が勝負を分けることも。
そこで、そのラグをハードウェア側から解決しようと開発されたのが、このHitBox。
発売当初こそ「キワモノ」扱いされていましたが、そこからプロアマ含め多数のプレイヤーがこのHitBox、およびそこから派生した各種レバーレスコントローラーを導入、研究を重ね、その結果、現在では「理論値最強」との呼び声も高い代物です。

反面、移動ボタンの性質上、従来のコントローラーでは不可能な入力(上下、左右の同時押しなど)が可能となり、それが試合に過度に有利に働くのでは、という指摘もあります。

 

左右同時押し

当然純正ゲームパッドでは不可能

近年では、あのウメハラ選手が使用していたHitBox同様のレバーレスコントローラー(ガフロコン)がCombo Breaker 2019という大会で使用禁止になったことが大きく話題になりました。
それまでは、コントローラーの使用に関する厳密なルールはなく、各々にカスタマイズしたコントローラーを自由に使っていましたが、この件を受け、カプコンプロツアーが正式に規約を作り、この規約のもと引き続きHitBox型レバーレスコントローラーの使用も認められています。

しかしながら、いまだこういったハードウェアについての議論は尽きず、いつどんな話題が上るか、予想が付きません。
様々な面から注目のコントローラーと言っていいでしょう。

なお、お値段はAmazonにて27,582円
これは僕のおよそ2か月分の食費に相当し、この時点で向こう2か月の絶食を余儀なくされました。

 

 

今度こそ試合開始!

さあ、場は完全に”あったまり”ました!
あとは、この大舞台で、全力を尽くして戦うのみ!

「北から来た杯」第一回戦にして事実上の決勝戦!(なぜなら参加者が二人しかいないから)
泣いても笑っても、これが最後の勝負!!
はたして勝利の女神はどちらに微笑むのかっ!!!

竹原ジュリ VS やよいかりんっ!!!

いってみましょおおおおおぉぉぉぉぉ\オネガイシマース/

 

 

ふつーにボロ負けしました。
操作が特殊すぎてまったく動かせねぇ……。

皆はちゃんと練習してから大会に挑もう!

 

 

まとめ:勝っても負けてもゲームは楽しい

試合が終わればノーサイド

今回の記事では、平凡な我が家を華やかなe-sports大会の会場に変化……いや、これはもはやEvolution(進化)させたと言っても過言ではないでしょう。

「大舞台に立った気分を楽に味わいたい」というよこしまな切実な思いから始まった本企画。
最初こそ様変わりした部屋や新しいコントローラーにはしゃいでいたものの、気づけば純粋にゲームに熱中。
慣れない操作感の中、どうにか必殺技を繰り出そうと試行錯誤する感覚が、初めてゲーセンの筐体に100円を入れたあの日を思い出させてくれました。

「スクリューってどうやって出すの?」

と、かつて全国各地のゲーセンや家庭で飛び交ったであろう台詞も。
そこには勝ち負けを超えた対戦ゲームの根源的な楽しさがありました。

ちなみに今年は格ゲーの元祖STREET FIGHTERⅡ 30周年のメモリアルイヤー!
現役プレイヤーは勿論、かつての猛者も、動画勢も、今まで格闘ゲームなんて知らなかったという方も、これを機に格ゲーに触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

では、僕はこれからトレーニングモードに籠もります。
次は絶っっっ体ぇ”わからせる”…………!!

竹原

埼玉から北海道に来た人。
役者をする人であり、脚本を書く人でもある。
短編演劇が好きで餓死が嫌い。

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