ちょうど「隠れた名作」を探れ!-ゲーム座談会-

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5本目『マジカルバケーション』(竹原)

竹原「では、2周目に入ります。僕からはまたGBA専用ソフトなんですが」

 

 

竹原「『マジカルバケーション』です!」

やよい「出たぁー!」

らんらん「何これ……???」

そねさん「笑」

竹原「さあ!丁か半か!!張った張った!!」

らんらん:知らないしプレイしたこともない……0
やよい:知っているしプレイしたことがある……-1
そねさん:知らないしプレイしたこともない……0

合計-1点!クソポップ野郎!

 

一同「笑」

やよい「なんなら僕、大人になってから中古で買って序盤少しだけやったくらいなんで、実質知らないまでありますね」

らんらん「主催者がこれはマズいですよ!」

竹原「おい~!誰も知らんかこのゲームぅ~!やっぱ、知らんか~!」

らんらん「こいつ、開き直ってイキる方向で進めようとしてるぞ」

 

竹原「これね、見た目で想像つかないかもしれないんですが……魔法の世界のお話なんですよ」

やよい「でしょうね」

らんらん「それにしか見えねーよ」

そねさん「カーソル羽ペンだし」

 

竹原「主人公は魔法学校の生徒。行事で臨海学校に行こうってとこから物語が始まって。クラスメイトや先生と一緒にバスに乗って海岸に行くんですね。で、みんなでキャンプを楽しんでいたら突然異世界から来た『エニグマ』っていう化物に襲われて。主人公含めその場の全員が異世界に散り散りになってしまうんですね」

 

竹原「主人公は仲間を探しに旅立つんですが、その過程で化物たちが世界を滅ぼそうとしているのを知って、仲間と共に魔法の力でそれを阻止するっていうストーリーですね」

そねさん「あー、ふつーに面白そうですね」

らんらん「こうして聞いてみると、王道で良いかも」

竹原「世界観も王道ファンタジーって感じで。色んな種族が一つの世界で暮らしてるんですよ」

 

竹原「クレイマンだったり、獣人だったり、パペットやロボットなんかもいます」

やよい「このロボット、スマブラXのシールでめっちゃ強かったやつだ」

 

竹原「で、これ、戦闘画面なんですが」

らんらん「めっちゃ懐かしい画面!やったことないのにやったことある気がする!」

竹原「基本は縦2×横3の隊列を組んで戦うターン性のRPGで。魔法ごとに『範囲が広いけど威力が低い』とか、『前列一体にしか届かないけど威力が高い』とか、特徴があります」

 

竹原「魔法には属性の概念があって、基本属性が円状になっている火、風、毒、美、刃、音、石、虫、木、獣、水、雷、古(いにしえ)の13種類です」

らんらん「多っ!!」

そねさん「古(いにしえ)て……」

竹原「一見複雑なんですが、弱点は1:1対応で、図のように一周すんですね。例えば火属性の魔法は風属性の敵に倍のダメージを出せて、古属性の魔法には倍のダメージを食らいます」

らんらん「真ん中のは何なの?」

竹原「これは闇属性で、その上にある光属性と図の外にある愛属性以外のすべてに有利です」

らんらん「つっよ……!」

 

竹原「面白いのが、『この世界の人々は精霊の力を借りて魔法を使っている』という設定があって。例えばこの手前のモンスターに剣の魔法を一発当てると、今70ダメージ出ましたが」

 

竹原「魔法を使う前に、同じ属性の剣の精霊を呼ぶと……」

 

 

竹原「こんな風に、場の精霊を消費して魔法の威力を倍増することが出来るんですね」

そねさん「おおー!凄ぇ!」

竹原「で、ここにさっきの相性が絡んできて。弱点属性の精霊が場に一緒にいると、相殺されちゃうんですよね。そこを利用して自分の魔法は強化しながら、相手の魔法は精霊相殺で弱体化させるみたいな、盤面の精霊の管理も戦略に入ってくるんですよ」

らんらん「こっちが呼んだ精霊を逆に敵に使われるとかもある?」

竹原「あります!や、このシステムがねぇ……難しいんですよ」

一同「笑」

竹原「今回のボスはこの属性だけど、有利取れるキャラクターが全然育ってない……とかザラにありましたね」

やよい「難しそうだけど、このシステムを利用した低レベルクリアとかめっちゃ面白そう」

 

竹原「もう一つ語りたいのが。さっきキャラクター見た時に、結構ファンタジックで可愛かったじゃないですか」

らんらん「うん」

竹原「なんですが」

 

竹原「敵めっちゃ怖いんですよ」

一同「笑」

竹原「魔法の世界を楽しもうとゲーム始めた子供を最初に襲うのがコイツなんですよ」

やよい「身長体重が妙にリアルなのも怖いな」

らんらん「3mとか言われた方が逆に怖くないもんな」

竹原「コイツらが何匹も海岸に並んで、子供たちが一人一人消されていくところから物語が始まるんですよね」

そねさん「こっわ」

竹原「ただ、始まりこそ怖いんですが。さっき紹介した様々な種族との交流であったり、世界を冒険する楽しさもたくさん詰まっているんで。お勧めの一本です!」

 

 

竹原2本目はファンタジックな世界観と戦略性あふれる戦闘が魅力の『マジカルバケーション』。
未知の世界を冒険する楽しさが詰まった「古き良き王道RPG」という言葉がぴったりな作品だと思います。
なお、終盤になると敵モンスターのほとんどが闇属性になり油断すると平気でパーティが壊滅することもザラで、ある種その部分も「古き良き」を踏襲しています。

現代のゲームでいうフレンド機能のような通信要素、『アミーゴ』システムによって友達の属性が使えるようになるなど、処女作とは思えないほど作り込まれたゲームでした。
あ、カセット2本買って『アミーゴ』増やしたそこの君!
…………僕も君とアミーゴ(同じ)さ。

 

 

 

6本目『かまいたちの夜』(そねさん)

そねさん「さて、じゃあ……皆さんこれはどうでしょうか?」

 

竹原「なるほど……?」

やよい「こーれは!」

らんらん「はいはいはい……!」

竹原:名前を聞いたことはあるがプレイしたことはない……1
らんらん:知っているしプレイしたことがある……-1
やよい:名前を聞いたことはあるがプレイしたことはない……1

合計1点!隠れた名作認……定……?

 

そねさん「『かまいたちの夜』は小説のような文章を読みながら都度表示される選択肢を選んでいって、その結果ストーリーが分岐していくサウンドノベルと呼ばれるゲームですね。このシリーズの前身になったゲームに『弟切草』があって、どちらも同じスパイク・チュンソフトが作ってます」

竹原「このジャンルの走りだよね」

そねさん「1のストーリーは、主人公の透が、ガールフレンドの真理と一緒にペンションに行くんですけど。突然の吹雪で移動手段がなくなって、通信も断絶されちゃうんですね。そんな中、謎の殺害予告が出て、どんどん人が殺されていく……っていう展開なんですけど」

竹原「超王道の設定じゃん」

らんらん「最高。こういうのでいいんだよ」

そねさん「風の音をはじめ、効果音の質がめっちゃ良くて。スーファミのゲームとは思えない臨場感を演出してくれるんですよね」

 

やよい「1が出たの、1994年かぁ」

そねさん「2はPSPでリメイクされたので、やったことある人も多いかもしれませんね。ちなみに2の舞台は監獄島と呼ばれる孤島です」

らんらん「絶海の孤島、これも王道ですねぇ」

そねさん「メインストーリーとしては、事件のトリックを暴いて犯人を突き止めるのが目的になるんですが。選択肢によっては、人為的なトリックじゃなくて呪いやその地域の伝承みたいな方向に分岐することもあるんですよ」

竹原「周回ごとにミステリーになったりオカルトになったりするんだ」

らんらん「台詞差分を回収しようと2周目やったら、全く知らない選択肢が増えるんだよね。で、選ぶと『○○編』って突然画面に出てきて。あれ衝撃的だったな」

そねさん「これを初代からやってるのが凄い。他にも、1週目で選んでない選択肢は色を変えてるとか、アドベンチャーゲームの基礎を確立した面もありますね」

 

そねさん「実はPS3で『真かまいたちの夜』っていうタイトルが出てまして」

竹原「これは、1のリメイクなの?」

そねさん「いえ、雪に閉ざされたペンションで殺人事件が起きるっていう設定は一緒なんですが、それ以外のストーリーやトリックは全く別物になってます。いわゆる原点回帰を目指したタイトルですね」

らんらん「知らなかったな……」

そねさん「元々1でシナリオを書いていた作家さんがまた参加していたり、ファンとしてはアツい作品なんですよね。ただ、レビューで『1の模倣』みたいな意見もあって」

やよい「こういうシリーズだと、1の原体験を追い過ぎてるファンは多くなっちゃうよね」

らんらん「初恋が忘れられないんだよな」

そねさん「僕としては『1の模倣』なのがむしろ良いんだよなぁって思っちゃうんで、ちょっと複雑ですね」

 

竹原「そねさん的にはシリーズのどれが一番好きなの?」

そねさん「個人的おすすめは、やっぱり初代ですね。話が大詰めになって、とうとう犯人を突き止めるって時に、今まで与えられた選択肢を選ぶだけだったのが、急に50音表が画面に出て犯人の名前を入力させられるんですよ」

竹原「うわっ、面白い」

そねさん「そこで犯人が分からなかったり別の人の名前を入れたりしちゃうと、バッドエンドのルートに行っちゃうんですよね」

竹原「ちゃんと自分で推理しながら話を進めないと、そこで困っちゃうんだ」

そねさん「その推理の難易度やトリックの納得感が絶妙で。いわゆるご都合主義的な展開がなく、そういう部分がスッキリして面白いですね」

 

らんらん「もうちょっと話したいんだけど。このゲームさ、登場人物のビジュアルをシルエットだけにしたの凄いよね」

そねさん「あぁー、良いですよね」

らんらん「これがミステリー小説を読んだ時の『想像力』の部分が再現されてるし、不気味さの演出にもなってるし」

竹原「開発が相当なミステリーオタクじゃないとこうはならないよね」

やよい「スーファミの画質の粗さも相まって、めっちゃ雰囲気出ますよね」

らんらん「そねさんは、スーファミでやったの?」

そねさん「そうですね。元々は父が持っていたものでした。で、だんだん僕も自分のゲーム機を持つようになって、そういえばあのゲームの続編ってあるのかな……って探しながら、好きになっていった感じですね」

竹原「めっちゃ良い体験じゃん」

そねさん「紹介した『真かまいたちの夜』が、僕が人生で初めて自分で予約した買ったゲームだったり、そういう思い入れも込みで大好きなシリーズです」

 

竹原「あ、最後一つだけツッコんでおくと。まあ言わずと知れた名作ゲームではあるけどね」

一同「確かに」

 

 

そねさん2本目は硬派ミステリー『かまいたちの夜』。
『弟切草』から始まるジャンル”サウンドノベル”を確立した金字塔と呼べるゲームです。
丁寧に作られたUI、巧みなストーリー、隠しルートなど2周目以降のやり込み要素も豊富と、アドベンチャーゲームに求めるものが全て入った名作でした。
また、王道のミステリーやサスペンスだけでなく、コメディやお色気要素満載の隠しルートがあるのも、深い遊び心が感じられます。

ただまあ、隠れた名作かと言われると諸説あr……や、まあいわゆる「今の子たちは知らない」って場合もね、あるし。
実際『真かまいたちの夜』とかは知らなかったし……。
本人もめっちゃ思い入れあるゲームっぽいからさ……。
どうだろう?
みんな、彼を責めること、出来ますか?

 

 

 

7本目『ことばのパズル もじぴったん アンコール』(やよい)

やよい「次、僕良いですか?この企画の趣旨に沿うゲームをお出ししますよ」

竹原「『これだよね』ってやつ、頼むわ」

 

やよい「皆さん、『もじぴったん』シリーズをご存じですか?」

竹原:名前を聞いたことはあるがプレイしたことはない……1
らんらん:知っているしプレイしたことがある……-1
そねさん:知っているしプレイしたことがある……-1

合計-1点!クソポップ野郎!

竹原「おい!!!ドメジャーゲーム持ち出し腐りやがってよォ!!!」

らんらん「死ぬほど有名じゃねーか」

そねさん「こーれはやったことありますね」

やよい「待って下さい、話を聞いて下さい!」

 

やよい「僕が特に紹介したいのは『もじぴったんアンコール』の対戦モードで。皆さんやったことありますか?」

竹原「僕はやったことないけど……」

らんらん「実況動画とかではめちゃめちゃ見るけど自分でやったことはないな」

そねさん「僕も同じ感じですね」

やよい「これ、めっちゃ面白いんですよ!」

 

やよい「基本的は通常の文字ぴったんと一緒で。盤面にある文字に自分の手持ちの文字を加えて、言葉を作っていくルールなんですけど。対戦モードでは、これを1対1で交互に行っていくんですね。例えばこの状況で、僕(1P側)が青色になっている『か』『い』のパネルの横に『ぎ』を置くと」

 

やよい「こういう風に『かいぎ』って言葉が作れて、3枚のパネルを獲得出来るんですね」

らんらん「黄色に変わったのが1P側のパネルってことね」

やよい「こうやってお互い1ターンに1枚ずつ自分のパネルを置き合って勝利条件を満たしていくのがルールなんですが。これ、一見して『語彙力が強い方』が勝つように思いませんか?」

竹原「ストレートに考えたらそうだよね」

やよい「ただ、それだけでは決まらないのがこのゲームの面白いところなんですよ」

 

やよい「例えば僕が、今この状況で、僕が『き』の隣に『い』を置く」

 

やよい「そうすると、相手は左に『し』を足して『しきい』を作ってくる」

らんらん「全部取られちゃったじゃん」

 

やよい「ここで僕が、『い』の下に『ご』を置いた時に、相手返すの難しくないですか?」

らんらん「確かに『いご』で始まる3文字って思いつかないな」

やよい「ってなってくると、相手って右上の『い』を取り返せないんですよ」

 

やよい「更に次の僕の番で左上に『け』を置くと、もう真ん中の『し』と『き』は僕のものになるんですよ」

竹原「ロックされちゃうね」

やよい「って感じで、語彙力勝負の一方で文字の置き方を工夫して自分に有利な盤面を作っていく『ボードゲーム』としての側面があるのがこの対戦モードの面白いところなんですよ」

竹原「ちゃんとことばの『パズル』っていう面を大事にしてるんだ」

やよい「更に言うと、手持ちの文字はそれぞれ1つずつしか使えないんで、お互いの手札の把握も勝負を分ける要素になりますね」

らんらん「その上で、最後の最後でお互い手札が尽きかけた時にやっぱり勝負を決めるのが『語彙力』ってのが良いところだと思ったな」

やよい「最後の決め手はそうですね」

竹原「最後は原点に帰ってくるっていうね」

 

やよいの2本目はまさかのド有名パズルゲーム。『もじぴったん』。
流石に紹介されるまでもないだろう……と思いきや、対戦モードに絞って解説をするという方向に舵を切ってきました。
単純な語彙力勝負だけではなく、パズルゲームらしい戦略性で楽しませてくれる、想像以上に奥が深い良ゲーでした。

ただまあフツーに企画趣旨に一切沿っていないので認定としてはクソポップ野郎です。
さっきのそねさんに続きよォ!
好きなゲーム何でも紹介していい日じゃねーんだよ今日は!
おバカ!

 

 

 

8本目『INSCRYPTION』(らんらん)

らんらん「僕が最後に紹介したいのはこちら」

 

らんらん「『INSCRYPTION』です!」

竹原「ほぉ……?」

やよい「おっ!出た!」

そねさん「あぁー!」

らんらん「さて、みなさん判定はどうですか?」

竹原:知らないしプレイしたこともない……0
やよい:名前を聞いたことはあるがプレイしたことはない……1
そねさん:名前を聞いたことはあるがプレイしたことはない……1

合計2点!隠れた名作認定!

らんらん「いわゆるインディーゲーというか、PCゲーをよくやる人には知られているゲームなんですが」

竹原「へぇ」

らんらん「どういうゲームかっていうと……ちょっと別ゲーなんだけど、まず『Slay the Spire』って知ってる?」

やよい「竹原さん当然ご存じですよね?」

竹原「や、すんません全然知らないっす」

らんらん「ローグライクゲームとカードゲームを組合わせたシステムで。ダンジョンを探索しながら出てくるモンスターとカードゲームで戦っていって、倒した敵が落とすカードを自分のデッキに組み込みながら、どんどん奥まで探索をしていく……っていうゲームなんだけど」

竹原「おおー、面白そう」

らんらん「僕が紹介したい『INSCRYPTION』はそのフォロワーと言えるゲームなんだよね」

 

やよい「いつ発売したゲームでしたっけ?」

らんらん「PC版が2021年で、Switchに移植されたのは2022年だね」

やよい「発売当初、PC版しかなくて決してメジャーとは言えなかったのに、一部のゲーム好きがこぞってこのゲームの話してましたよね」

らんらん「あったあった。で、それを踏まえてこのトレーラーを見て欲しいんだけど」
(※この先微ホラー表現があります)

 

やよい「ヴィジュアルの質感がめっちゃいいな」

竹原「これ、トレーラーの最初に出てきた男性がゲームの入ったフロッピーディスクを偶然拾って……みたいな設定なんですかね?」

らんらん「そう!ゲームを途中まで進めるとYouTuberみたいな男性が出てきて、その人がゲームをプレイしていたことが分かるんです」

 

そねさん「いわゆるゲーム内ゲームって設定なんですよね」

らんらん「で、その男性が『INSCRYPTION』をクリアしていきながら、これが何のために作られた何のゲームなのかっていう謎に迫っていく」

竹原「ちょっとメタ視点というか、外側にもう一個枠があると」

らんらん「更には途中で脱出ゲースタイルのパズル要素も加わって、謎が深まっていきつつ、最後には……っていう感じのゲームです」

やよい「ローグライクだけどしっかり一本のストーリーもあるの、めっちゃ良い」

 

らんらん「ちょっとネタバレ厳禁系なんでこれ以上は各自でプレイして欲しいんですが、そういったインディーズならではの捻りがあるゲームが好きな人にはお勧めの一本です」

そねさん「ニコ動の実況のPart.1に『まずは自分でやれ』って書かれるタイプのゲームですよね」

らんらん「『初見コメ非表示推奨』ってタグ付くやつね」

やよい「令和のゲームを平成初期の文化で例えるなよ」

竹原「僕らには分かりやすいけども!」

 

 

本企画最後にご紹介したのは、やり込み甲斐のあるゲームシステムとサイコスリラー的世界観が怪しく光る『INSCRYPTION』。
エッジが効いていながらも引き込まれる設定はインディーズならではの着眼点だと感じました。
要所に散りばめられているホラー要素はジワリジワリと心を侵食してきそうで、ハマる人はどんどん深みにハマって良く面白さがありそうです。

と、まあ僕は全く知らなかったので想像で言っているんですが。
今回の企画の中では個人的に一番やりたいと思ったゲームでした。
ネタバレにかなり慎重にならなければいけないゲームっぽいので語るのは難しそうですが…………。

 

 

 

『隠れた名作』ゲームを語るということ

今回の記事では『隠れた名作』を語ってきました。
各々思い入れのあるゲームを持ってきたがゆえに、プレゼンにも熱が入っていましたね。
中には”隠れた”名作か怪しいゲームもありましたが……それもまた愛ということで……。
僕としては、全然知らなかったゲームに触れることで自分の中のゲーム熱をはちゃめちゃに刺激されたのでスーパー満足でした。

さて、この記事をご覧のゲーム通の皆様におかれましては、もしかすると「もっともっとディープな『隠れた名作』が実はあって……」と、ろくろを回しながら語りたい衝動が産まれてしまったかもしれません。

そういう時はさ……語ろうや。
みんなで集まってさ……語り尽くそうや。

……それがさ。

“““友情”””じゃんねぇ。

竹原

埼玉から北海道に来た人。
役者をする人であり、脚本を書く人でもある。
短編演劇が好きで餓死が嫌い。

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