今こそ梅を愛でようじゃないか

お出かけ

初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

「令和」の原典、万葉集の一節である。

北海道も花が咲く季節になった。桜が満開だ。
例年、春の話題は桜に持っていかれがちだが、今年は令和元年である。

桜を見に行くのもいいが、せっかくなので令和を感じたい。ここはあえて、梅を愛でに行こう。

梅の名所がすごい

札幌市清田区にある、平岡公園に来た。
平岡公園にある梅林。これが知る人ぞ知る名所なのである。
白梅と紅梅がバランスよく、1200本ほど植えられているそうだ。

これ、全部、梅。

ゴールデンウィーク終盤の5月5日に訪れたのだが、なかなか混雑していた。
みんな考えることは同じなんだろう。

初めて梅林というものに入ったが、花の香りが奥ゆかしくていい。
風が吹くたび、なんだか懐かしい香りが漂ってくる。エモい。


エモのもと

花もかわいらしいが、よく見ると枝の形がごつごつしている。
力強くて頼もしい。日本画で見た感じそのままだ。

日本画で見た感じそのまま

白梅と紅梅の競演もなかなか。

もはや、つぼみさえもが愛おしい。

梅、なかなかいいぞ!

ひとりで赴いて、ひとりで歩いてまわっていたのだが、むしろそれが良いと思った。
梅の花や香りを楽しむには余白があったほうがいい。


フェイントみたいにスモモもある

売店もなかなかいい

公園内には売店もある。梅にまつわる限定商品を販売しているのだ。

浮かれてしまって梅商品をいくつか衝動買いした。
せっかくなのでランキング形式で紹介しようと思う。

第5位 梅シュー

梅シュー。梅果汁がクリームに入っているらしい。

梅っぽい気もする。

第4位 梅のレアチーズケーキ

レアチーズケーキの上に、梅ジュレが乗っている。珍しい組み合わせ!
フルーティーで面白い味だった。

第3位 うめ~ドーナツ

あんドーナツの餡部分に梅が練り込まれている。
しそ感強めでさわやか。おいしい。

第2位 梅あられ

抜群の安定感。梅パウダーがきいててうまい。
梅嫌いでなければ誰でも喜ぶと思う。もう一個買っとけばよかった。

第1位 限定焼き

「限定焼き」という、概念を冠したネーミングが最高。

いたって普通の焼き菓子かと思いきや、焼き印で見た目にアクセントが。

「梅林」

世界中の梅林ファンが垂涎の焼き印だ。ここ以外では絶対に手に入らないと思う。
ぜんぜん買う気はなかったのだが、いろいろ相まって気づいたら手に取っていた。梅林。

 

こんな感じで売店もなかなかいいのだ。

土産物のほかにも「梅林そば」も。気になっていたが腹が減ってなかったので断念。
ビールやホットスナックも売られているので、「令和」の原典のシチュエーションを再現するのには最適である。
また来年リベンジしたい。

梅はいいぞ

初めて梅を愛でに行ったのだが、とてもよかった。心が洗われた。

フォルムといい、香りといい、独特の奥ゆかしさがたまらない。
全てがちょうどいいのだ。

令和も「ちょうどいい」時代になってほしい。


売店にある梅ソフトもおいしい。
ここだけ行列ができていて30分くらい待った。これだけはちょうどよくなかった。
平岡公園
https://hiraoka-park.jp/
(売店の営業時間は、梅まつり期間中の9:00~16:30)
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